ぼっちぼちの旅日記

各地の鉄道の懐かしい思い出を写真と共にたどります 。

カテゴリ:ヨーロッパ > ゴルナーグラート鉄道

ゴルナーグラート駅から坂をしばらく登り、天文台のあるホテルを越すとゴルナーグラート山頂(3,130m)に出ます。雲ひとつ無い360度の眺望です。これでは、にわかピークマニアになるしかありません。

左端はゴルナー氷河です。その横が双耳峰のモンテローザ(4,634m)。欧州ではモンブランに次ぐ高峰です。グレンツ氷河を挟んでリスカム(4,527m)、ふたこぶのカストール(4,223m)とポリュックス(4,092m)、その下を流れるツヴェリンクス氷河。次の岩の塊がブライトホルン(4,164m)で、その下を流れるのがブライトホルン氷河。その右隣の少し低いピークがクラインマッターホルン(3,883m)で、その下を流れるのがウンタラーテオドール氷河です。
イメージ 1
Panorama view at the top of Gornergrat 27 July, 2009

クラインマッターホルンから右の目を移すとマッタホルン(4,478m)が目に入ります。マッタホルンの左側は槍ヶ岳の北鎌尾根のようにギザギザしています。
イメージ 2

マッタホルンの右手にはダンブラッシュ(4,357m)が綺麗なピラミッドを見せています。
イメージ 3

ダンブラッシュの右手はオーバーガーベルホルン(4,063m)です。両山の間にピークが見えますが何と言う山でしょうか?このような晴天ですと、ピークは何でも名前を調べたくなります。
イメージ 4

オーバーガーベルホルンの右がツイナールロートホルン(4,221m)、その右がヴァイスホルン(4,506m)です。ヴァイスホルンの両側に形の良いピークが見えます。左がシャリホルン(3,974m)、右はメッテルホルン(3,406m)ではないでしょうか。
イメージ 5

谷を隔てて、ドーム(4,545m)とテーシュホルン(4,491m)が重なるように見えます。その隣(道標の左)がアルプヘーベル(4,206m)、アラリンホルン(4,027m)、このコマの右端がリンプフィッシュホルン(4,109m)です。谷の向こうに形の良いピラミッドが小さく見えるのが気になります。
イメージ 6

ようやく一周しました。最後の一コマは、ゴルナーグラートの先の展望台のホーテリー(3,286m)(リフトの鉄塔のあるところ)と、シュトックホルン(3,532m)(この尾根の端でゴルナー氷河のすぐ左)です。モンテローザの眺望がすばらしいそうです。ホーテリーの後ろ(リンプフィッシュホルンの右隣)はシュトラールホルン(4,190m)です。そして、右端がゴルナー氷河です。
イメージ 7

ほとんどのピークが4,000m以上で、とても信じられない眺望です。

次回は、もう一つの信じられない光景に出会います。
では、ぼっちぼちと。

ゴルナーグラート展望台(山頂)へは、ゴルナーグラート鉄道(GGB)で行きます。まずは、ツエルマット駅で登山電車をパチリ。
イメージ 1
GGB at Zermatt 27 July, 2009

ゴルナーグラート駅(3089m)です。雲ひとつ無い晴天です。
イメージ 2

マッタホルンをバックに低床電車が登ってきました。大変な急勾配です。
イメージ 3

GGB at Gornergrat 27 July, 2009

ダンブラッシュもバックに入れてもう一枚。
イメージ 4

途中駅のローテンボーデンでは旧型電車が登ってきました。
イメージ 5

次回は、ゴルナーグラート山頂からの360度の眺望です。
では、ぼっちぼちと。

↑このページのトップヘ