今回は、「ヨンニートー」ダイヤ改正で消えたSL特急「ゆうづる」の最後の雄姿をお届けします。
SL特急「ゆうづる」は、まだ明けきらぬ空の下、白煙を上げてやってきました。と突然、ご同業の方が前に・・
しかし、私にとっては、SL寝台特急を撮影したかけがえのない一枚です。
次にやってきたのは、最後のSL寝台急行「十和田」。絶気状態で目の前を走り去って行きました。
次は、私とC60との出会いの一枚です。
郡山工場製小型除煙板を付け、フラットなテンダを従えたC60は、本線特急牽引機のC59のスタイルそのままで、とてもスタイリッシュに見えました。斜めにカットしたキャブも好きです。
「さよならMr SL号」がやってきました。牽引機はC62のラストナンバC6249です。
この写真、セミ版のネガを思いっきり引き伸ばしたと言っても、「犬走り」付近から撮影したことに間違いはなく、今思えば、危険な撮影でした。機関手さんに嫌な思いをさせてしまったな、と後悔しきりです。
そのC6249を平機関区で撮影しました。ボイラバンドを磨き出し最後のおめかしをしていました。
そして、昭和42年10月1日を迎えました。
電化後最初の特急「ゆうづる」がやってきましたが、なぜか、ヘッドマークが付いていませんでした。
電化後最初の特急「ゆうづる」がやってきましたが、なぜか、ヘッドマークが付いていませんでした。
今回最後の写真は、電化記念列車のテープカットです。牽引機は、形式がヘッドマークで見えませんが、ED752だと思います。
と言うことで、「ヨンニートー」の撮り鉄を終えました。なぜか、この時の写真はセミ版しか残っていません。また、ネガカラーなのですが、40年の歳月を経て、カビにやられずカラーをお見せできるのは一枚だけでした。
次回は、趣を変えて、都内で撮影したEF65牽引の寝台特急をお届けします。
では、ぼっちぼちと。