ぼっちぼちの旅日記

各地の鉄道の懐かしい思い出を写真と共にたどります 。

カテゴリ:九州 私鉄 > 大分交通

大分発6:48、中津着8:43の528Mにて中津に行き、
九州最後の撮影地、大分交通耶馬渓線を訪問しました。

耶馬渓線には前年の年末に来ています。
大分交通 : ぼっちぼちの旅日記 (livedoor.blog)

今回は守実温泉から来るキハ103を撮ることができました。
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引き寄せてもう1枚
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待つことしばし、今度は中津からキハ104がやってきました。
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そして今回も中津に戻って車輌を撮影しました。
主力のキハ601と603が並びました。私は正面の窓周りがすっきりしたキハ601が好きです。
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そしてキハ601とD34の並び。
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休車?廃車?のキハ50とホハフ31の並び。
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D33、たぶん洗車中なのですね。D形機関車の形式写真が撮れました。
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ホハフ31。これは元キハ20 はましぎ
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ハフ13、元キハ13の片ボギー車
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ハフ16、元宇佐参宮鉄道キハ3。なぜか金太郎塗りでした。
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側線に留置中の客車群。朝の通勤列車に使用されたのでしょうか?
この6輌がD形ジーゼル機関車に引かれるところを見たかったです。

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最後に、中津駅のホームから名残おしくホハ1とホハ27を撮り納めました。

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当時の時刻表を見ると中津に上り列車が着いて、すぐに下り列車が出発するタイミングは
9:21着、9:51発しかありません。
これを撮影して10:55発の532Mに乗車すると小倉着11:58。
門司13:23発の急行つくし2号に乗車すると大阪着22:01、およそ12時間の旅でした。

金はないけど、時間とスタミナがある学生にはこんな旅ができたのでしょう。

では、ぼっちぼちと

大分交通は大分駅から亀川駅まで国道10号線を走っていた路面電車です。
経営状態は末期まで悪くなかったとこのとですが、交通量の増加により県の要請をうけて1972年4月に廃止されました。軌道幅は1,067mmでした。

撮影地はいずれも大分駅前付近です。

大分駅前の始発電停です。
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乗り場は2つ。別府方面と「かんたん」方面です。107の停車しているのは亀川方面です。
「かんたん」の漢字は簡単でないのでひらがな標記です。
サルの抱えている数字は、ご推察のとおり、高崎山で見られるサルの頭数です。

右端に見える歩道橋から見るとこんな感じです。後方は国鉄大分駅、蘇鉄が南国らしいです。
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電停に停車中の107。100型は直接制御車だったそうです。
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115が歴史を感じさせる洋館の前を通ります。昔の銀行でしょうか?
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1000型の連接車です。
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かんたん行きの500型が入ってきました。隣は亀川行です。
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100型を総括制御できるようにした150型が重連で走ります。
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最後は500型。506は現在も大分市佐野植物公園で静態保存中だそうです。
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ポジフィルムは前日に使い終えており、カラーで撮影できなかったのが残念です。

さて、今回の九州での最後の撮影地にgoです。

ぼっちぼちと。

耶馬渓線の番外編です。

まずは木造の機関庫です。D33とその奥にD31同型機が休んでいました。
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気動車とかDDとお似合いの機関庫です。模型のレイアウトにでも出てきそうです。

D33のアップです。
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D33は1954年日立製作所製で、DD31、32と同型機で国鉄のDD11と同性能だそうです。

クレーン車を正面から
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クレーン車を正面から撮っても面白くもなんともありません。後ろの車輌の佇まいが良いです。。

最後は、機関庫の横に置かれた廃貨物車を使用した倉庫です。現役であるが由?社紋が書かれています。
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では、ぼっちぼちと。

耶馬渓線の車両たちの最後は気動車です。


初めはキハ21です。
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1935年日本車輌製造製のボギー車で、この後エンジンを外してホハフ21となるそうです。

次はキハ50
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キハ50は元北九州鉄道ジハ51で、その後国鉄キハ40331となり大分交通に来たようです。

横から
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キハ101です。
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キハ101~104は1935年及び1937年日本車両製造製で、耶馬渓鉄道からの引継車で元ガソリンカーだそうです。キハ04っぽいですね。

同型のキハ102です。
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キハ105です。
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キハ105は元北九州鉄道ジハ61で、その後国鉄キハ40341を経て大分交通に来たようです。

キハ503です。
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キハ503は元北九州鉄道ジハ21で国鉄キハ40321を経て大分交通に来たようです。この後エンジンをおろしてホハフ503となるようです。

そして最後は、耶馬渓線の最新鋭車キハ601です。
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キハ601は1956年日本車輌製造製です。
横から
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台車です。
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国鉄のキハ10をベースにしたそうですが、正面2枚窓や台車が違うようです。

最後はキハ603です。
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1960年新潟鐵工所製で、その後紀州鉄道に売却され、今は紀伊御坊駅近くの「ほんまち広場603」で静態保存されているそうです。

おまけはクレーン車です。
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これで耶馬渓線は終わり。

蒸機の撮影に戻ります。

では、ぼっちぼちと。

耶馬渓線には片ボギーの客車がいました。たぶん、私も片ボギー車の実車を見るのは、これが最初で最後だったと思います。

ハフ13です。
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小形の客車が大型の気動車に挟まれていますが、浮き上がらなかったのでしょうか?
ハフ13は、元国東鉄道キハ13だそうです。


もう1台、ハニフ12です。
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ハニフ12は、元国東鉄道キハ12だそうです。

次は2軸客車。

ハフ16です。
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まるで軽便のように小さい車輌ですね。
ハフ16は、元宇佐参宮鉄道キハ3だそうです。

ハフ25です。

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ハフ25は、元九州鉄道の客車で、現在は九州鉄道記念館で昔の姿に復元され保存されているそうです。

ハフ27です。
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ハフ27は、新宮鉄道ハ12です。

最後は塗装中で番号が確認できなかった客車です。ハニフ21か22でしょうか?
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ハニフ21か22だとすると、ハフ25と同じく元九州鉄道の客車です。

車輛の経歴はWikiに寄ります。

耶馬渓線の車両たちはまだまだ続きます。

では、ぼっちぼちと。


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