ぼっちぼちの旅日記

各地の鉄道の懐かしい思い出を写真と共にたどります 。

2011年09月

礼文4時間コースは最北限の地スコトン岬から始まります。前に見えるのはトド島です。
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スコトン岬はこんな感じの展望台です。右側には最北の民宿スコトン岬の入り口が見えます。
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これから越えていくゴロタ岬です。崖から山頂に伸びるトレッキングコースが見えます。
下に広がるのは鮑古丹の浜です。海は湖面のように滑らかで、海底が透き通って見えます。
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途中のトド島展望台には、江戸時代の加賀藩の豪商銭屋五兵衛の記念碑がありました。銭五は樺太からタスマニアまで、「海には国境がない」と世界を駆け回ったそうです。
開拓者魂に溢れた豪快な話です。
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ゴロタ岬の中腹から見た須古頓とトド島です。鮑古丹の浜に下りる道も見えます。
我々は上の江戸屋山道を通りました。
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ゴロタ岬の山頂直下です。コースの周りに花が増えてきました。
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いよいよ、ゴロタ岬に到着しました。山頂は本当に自然のお花畑でした。
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急峻な断崖の上に花が沢山咲いていました。
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次回も、礼文4時間コースが続きます。
 

では、ぼっちぼちと。

頭を隠したままの利尻島を後に、
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礼文島に向かいます。
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そして、いよいよ、礼文島の香深港に入港です。
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まず、島の西側の元地海岸に向かいした。峠のトンネルを越えたところの岩肌です。今にも崩落しそうですが、岩肌にセンサが取り付けられており24時間監視中だそうです。
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元地海岸の地蔵岩です。
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もう少し近寄ってみました。ここは夕日の名勝地だそうです。垂直に削り取られたスリットに落ちる夕日は圧巻でしょう。
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桃台猫台から見た桃岩と元地海岸方面の山並みです。礼文島は、利尻島の火山活動による地殻隆起によってできた島だそうで、山は低いのですが、侵食が進んで荒々しい山容です。
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岬の突端にあるのが猫岩です。左端の建物は有名な桃岩ユースホステルです。ホステラの歌声が桃台猫台まで聞こえてきていました。
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島の東側に戻って桃岩展望台です。ここから見る利尻島は優美です。一ヶ月前なら、この斜面は花に覆われていたのでしょう。
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この時期でもツリガネニンジンが綺麗でした。
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香深港方面の景色です。青い海が印象的でした。足元にも花が咲いていました。
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そして、港に戻ると、もう夕方でした。大気が落ち着いてきたのでしょう夕闇せまる利尻岳がきれいに裾野まで見せてくれました。
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明日は、礼文4時間コースにチャレンジです。晴れてほしい!

では、ぼっちぼちと。

早朝のフェリーがノシャップ岬を回った瞬間に利尻島が姿を現しました。38年ぶりの対面でした。水平線近くは雲に遮られていましたが、胸が高鳴ります。
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フェリーは一路、利尻島に向かいます。
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いよいよ島に近づいてきましたが、う~ん、雲行きが危ない。
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鴛泊(おしどまり)港のすぐ横にそびえた景勝地ペシ岬です。
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ペシ岬から見た礼文島です。あくまでも青い海の向こうにポッカリと浮かんでいました。
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ペシ岬から見た鴛泊港です。山頂はついに隠れてしまいました。
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日本名水100選の一つ甘露泉水です。冷たくて美味しい水でした。ここは利尻岳の三合目です。
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姫沼で見つけたオシドリ夫婦です。静かな沼でした。
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そして、オタトマリ沼でようやく利尻岳の全景を見ることができました。近くで見ると利尻岳は険しい山です。
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オタトマリ沼の名物バフンウニの三色丼です。本当にごはんが見えない位にぎっしりと敷き詰められたウニ、イクラ、ホタテ。バフンウニは味が濃くて、イヤ~絶品でした。
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礼文島には、沓形(くつかた)から渡りました。ちょうど、にっぽん丸(22,472トン)が入港していました。鴛泊港は狭いので、にっぽん丸や飛鳥は沓形に寄航するとのことでした。後ろに並んでいるのは礼文島行きのフェリーです。やはり、にっぽん丸はとても大きく、優雅でした。
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次は、礼文島です。
 
では、ぼっちぼちと。

札幌から稚内までは、宗谷バスの「わっかない号」に乗りました。車体には道北の海の幸が描かれ、楽しいバスです。座席も3列シートで長時間の乗車も苦になりませんでした。
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鉄ちゃんとしてはJRを利用しないと顰蹙を買いそうですが、この日のうちに宗谷岬まで行くにはこれしかありません。札幌から稚内まで、なんと6時間30分。JR特急サロベツ でも5時間45分かかりますから、高速バスは速い!

バスは深川から留萌に出て、そこから天塩までは日本海を見ながら走ります。途中、羽幌では、水平線にうっすらと天売島、焼尻島が望めました。
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天塩では、オトンルイの風力発電所が望めました。28機の風車が並ぶ光景は壮観です。
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北海道ならば、風力発電に限らず、広大な原野にソーラパネルを並べることもできるし、酪農からバイオマス発電もできるでしょうから、再生可能エネルギーでエネルギーの地産地消ができそうです。
 
天塩から、海岸に沿ったオロロンラインを走ってくれれば、利尻島が望めたのですが、
「わっかない号」は、幌延から豊冨バイパスに入ってしまいました。
 
稚内バスセンタでバスを乗り継ぎ、宗谷岬にたどり着いたのは17:00過ぎでした。「日本最北の地」のモニュメントです。
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間宮林蔵もしっかりと樺太を睨んでいました。
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帰途、湖のように静かな宗谷湾に太陽も傾き、
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開基百年記念塔の立つ稚内公園に夕日が沈んでいきました。
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明日は、憧れの利尻島に渡ります。
 
タイムスリップして、1973年5月の宗谷岬です。
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形こそ同じですが、現在のモニュメントと随分と違っていますね。

同じく、稚咲内から見た利尻島です。
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この真っ白に輝く利尻富士を見て、「いつの日にか利尻・礼文に渡りたい」と思っていました。今回の旅は、この時のリベンジ旅でもあったのです。
 
では、ぼっちぼちと

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